20日に行われた、F1アメリカグランプリではとんでもない事が起きてしまいました。
タイヤの安全性の問題を問われていたレースだったのですが…
フォーメーションラップが終わるとミシュランタイヤを履いたチームが、次々とピットへ!
一体何が起きたんだぁ?と思う間もなくマシンを次々と降りるドライバー達。
なんと、ミシュラン勢がレースを棄権してしまったのです。
(フォーメーションラップだけ走ったのはペナルティを避けるためか?)
これは、今シーズンからのレギュレーション変更のために、(1セットのタイヤで予選も本選も戦う)タイヤの交換を認めないというFIAに対するボイコットとみられます。
前々回、トップを走っていながら、最後の一周でフロントタイヤが外れてコースアウトしたライコネンに続き、今回のフリー走行でもラルフがクラッシュ。
そのため、ミシュランは安全性が保障できないために、対策タイヤの使用を認めるべきだと訴えたらしいのですがFIAはこれをレギュレーション違反として認めず、妥協案として出された、最終コーナーにシケインを設けるというのも拒否。
結果的にレースは、ブリヂストン勢のフェラーリ、ジョーダン、ミナルディの3チーム6台のみでスタート。
他のチームは全てレースを棄権してしまいました。
結果はミハエル・シューマッハーの勝利。
…今シーズンのレギュレーションは、おかしいと思うのはボクだけでしょうかね?
見ていたって危ないのが画面を通じて伝わってくるし、いつどんな事故が起きてもおかしくないように思いますが…。それに応援するチームが走らないという残念なレースだと感じる人も多かったでしょう。次のレースまでに問題が解決すればいいけれど。